商品PRとは?必要な準備とPRを成功させる4つのポイント

2022.01.20 広報ノウハウ
商品PRとは?必要な準備とPRを成功させる4つのポイント

最近耳にすることが増えた商品PRという言葉。「聞いたことはあるけど詳しくは知らない」「広告との違いがわからない」という方も多いのでは無いでしょうか。

本記事では商品PRについて、広告との違いや注意すること、成功させるためのポイントを徹底解説いたします。自社商品・サービスをPRする効果的なやり方を知りたい方は必見です!

そもそも商品PRとは?

商品PRとはその名の通り商品をPRすることです。商品PR・プレゼントパブリシティ・プレゼントPRなど様々な呼び方があります。ここで言う「PR」とは「パブリック・リレーションズ」の略で、その目的は公衆と良好な関係を築くことです。

つまり商品PRとは、ただ商品を買い手に「一方的」に売り込む行為ではなく、社会情勢や消費者の声に耳を傾けながら、「双方的」なコミュニケーションの中で商品の魅力を伝えることだと言えます。

「広告」とは何が違うの?

PRとよく比較されることがあるのが「広告」ですが両者には大きな違いがあります。それは「情報発信者が誰か」という点です。広告は企業や団体がテレビCMや新聞の広告枠などを購入し、メディアなどを通して自社が発信したい内容を発信します。

一方で、PRは広告と違い依頼側に発信内容のコントロール権はありません。その代わり発信元が第三者であるメディアという点で、受け手である消費者の信頼度が格段に高くなります。商品PR、商品広告、それぞれに利点があります。企業として今後取っていきたい戦略に合わせて手段を選んでいただければと思います。

商品PRをする上で気をつけたい3つのこと

商品PRは自社の商品をテレビや雑誌、新聞やWEBメディアに提供し、読者・視聴者に向けたプレゼントとして取り上げてもらう方法が一般的です。ただし広告と違い少ない費用で認知を獲得できる反面注意点もあります。ここでは3つご紹介します。

1:プレゼント企画の確認

商品PRを実行するに当たって、まずどのメディアにアプローチするのかを選別する必要があります。プレゼント企画を扱っているメディアとそうでないメディアがあるため、事前にプレゼント企画があるメディアへコンタクトを取り、直接確認してみるといいでしょう。

2:プレゼント条件の確認

各メディアごとにプレゼントとして扱う商品に条件がある場合がほとんどです。取り上げられたいメディアがどのような条件でプレゼント商品を決めているのか確認しておきましょう。

<よくある条件>

・商品の種類について
ファッション中心を取り扱うメディアなどであれば「ファッション関連商品のみ」や、ライフスタイル系のメディアであれば「健康・美容関連商品」など、メディアによって掲載できる商品が異なってきます。

・商品の価格と提供数
「●万円以上の商品」や、「●千円以上の商品を●名様以上」など、メディアによって条件があるので確認しておきましょう。ただし比較的単価の安い商品の場合、提供数が多めに求められることもありますので、事前にどれくらいの提供が可能か確認しておきましょう。

・商品の賞味・使用期限
商品が掲載されてから消費者のもとへ届くまである程度の期間が必要となります。食品の賞味期限やサービス券の使用期限などを把握し、余裕をもって準備を進めましょう。

また、抽選から商品の手配・発送までの手順についても確認しておくことをオススメします。メディアによってさまざまですが、中には全てをPR会社などの企業に一任しているメディアもあります。その場合は商品を提供する側の負担が大きくなりますので要注意です。

3:提供のタイミング

プレゼント企画としてメディアに提供する商品はなんでもいいというわけではなく、「トレンド性」や「独自性」のあるものが求められています。例えば季節モノの商品をPRしたい場合、掲載タイミングがその季節と合わなければ意味がありません。

メディアアプローチをして実際に掲載されるまでのスケジュールを逆算すると、早め早めの対応が必要になってきます。また、独自性を兼ね備えた新商品をPRしたい場合であっても、新商品の発売とメディアへの掲載のタイミングを合わせる必要がありますので、早めの対応をしていきましょう。

商品PRを成功させるポイントを4つご紹介!

最後に、商品PRを成功させるために覚えておいてほしいポイントを4つご紹介します。

1)ターゲットを具体的に設定する!

効果的なPRを行うためには、「誰に」「何を」「どう伝えたいのか」を明確にする必要があり、これは「商品PR」でも同じことが言えます。まずは、自社商品の具体的なターゲット層を明確にし、そのターゲットへ商品を適切に届けるためには、どんなメディアを目標にするかを考えることが大切です。

2)企業HPや自社SNSを積極的に活用!

もちろん、ホームページや自社SNSを運営するだけでは効果的な商品PRに繋がるとは言えません。ですが例えば、前述でお伝えしたPRが成功したとして、消費者の良い口コミで商品を知った人が興味をもって商品を検索した際、その人の欲しい情報がホームページや企業の公式SNSに載っていれば、それが商品の購入に繋がるかもしれません。このようにメディアへのアプローチと併用することで効果が生まれることもありますので、ぜひ実践してみてください。

3)メディア・リレーションが大切!

より効果的な商品PRを行うためには、より多くの消費者に商品の情報を届けることが必要です。となると、より影響力の高いメディアへの露出を目指したいところですよね。しかし、メディア側は日々大量の情報に忙殺されていて、企業側から突発的・一方的に情報を送りつけても担当者の目には止まりにくいでしょう。そのため、常日頃からプレスリリースを送信するなどの定期的・継続的なメディアへのアプローチが不可欠になってきます。

4)トレンド性を意識する!

メディアはトレンドに敏感です。そのためより効果的な商品PRを行いたいのであれば、まずは世の中のトレンドを知りましょう。その時の流行りはもちろんですが、季節ごとのイベントも要チェックです。社会情勢をよく知り、今後人気が出る、または定着すると予想されるネタをいち早くキャッチし、うまく自社商品と絡めてPRを行えると良いですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回お伝えしたポイントを取り入れながら、ぜひ効果的な商品PRに繋げていただければと思います。

とはいえ、
「商品PRについては分かったけど、そこに割く時間もリソースもない」
「そもそも広報に割ける人手が足りていない」
「自分で取り組むには難しそう」
などと思われる方もいらっしゃるかと思います。

また「もっと確実に効果のあるPRをしたい」という方の為に、弊社ではメディア側から直接メディア出演・取材依頼が届き、高確率でメディア出演が可能な「メディチョク」というサービスを提供してます。

現在、全国各地のメディア関係者が利用しており、低コストで広報担当を設けずに広報活動を実現することも可能です。もちろん、高確率で「商品PR」にも繋げられます。是非「メディチョク」を使って、効率的に自社の魅力をPRしてみませんか?

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