テレワーク時代で変化する「今」やるべき広報活動とは
当然猛威を奮ったコロナウイルスの影響で、私たちの生活様式は劇的に変化しました。ビジネスにおいてもその影響は大きく、今まで対面で行われてきた広報活動もテレワークが主流となりました。
この記事では、テレワークにおいて
・メディアに対してどのようなアプローチが良いか
・記者に求められるプレスリリースとは
をご紹介します。
テレワークでメディアへのアプローチがなかなかうまく行かない方、メディアに取り上げられやすいプレスリリースの書き方を模索している方は、ぜひこの記事を参考にして、メディアに取り上げられる効率的な方法を手に入れてみてください。
記者が企業に求めるアプローチとは
記者にとって取材やネタ集めと言えば、今までは直接現地に出向き情報を取りに行くのが一般的でした。しかし、不要不急の外出が拒まれるようになったコロナ禍では、現場(企業)から寄せられる情報(プレスリリース)の貴重性が増しました。
プレスリリースとは、企業がメディアに対して情報提供をし、ニュースやテレビを通じて情報発信を行うための文章のことです。ただし、記者にとっては情報の1つに過ぎず、必ずしも企業が望むタイミング・内容で発信されるとは限りません。
しかし、記者が得られる情報の総量が減った今、企業が発信するプレスリリースはメディアにとって貴重な情報源となりました。また、広報担当はプレスリリースの内容や変化を、メディアに細かく見てもらいやすくなりました。
では、企業はどんのようなプレスリリースを提供すればよいのでしょうか?
記者に求められるプレスリリース
まず記者は、社会性・話題性のある情報提供を常に求めています。
そのため、社会が求めているトレンドや、記者が今必要としている情報に沿った情報提供をすることが大前提です。例えば、「緊急事態宣言中にも関わらず、売上が5倍になった理由」など、社会トレンドと数字的根拠のあるタイトルだと、読まれる確率が高くなります。
しかし、それだけでは十分ではありません。
現地に出向き細かな情報を得れないから今だからこそ、記者は当事者にしかわからない「情報の背景」を求めているのです。
例えば、以前、薬局関係者から「市販の漢方薬が売れなくなった」と情報提供があったそうです。背景を調べてみると、漢方薬は中国人観光客に爆買いされており、コロナウイルスによる観光客減少が原因であることが分かりました。
このように、『社内取材』を通じて感じた『変化』の話を提供することで、ストーリーや時代性を膨らませやすく、記者からもアプローチしてもらいやすくなります。
また、成功談だけでなく、失敗エピソードも隠さず提供することもポイントです。
例えば「失敗から生まれた成功商品」「社長のどん底エピソード」などです。企業側は情報発信において心構えしがちですが、失敗エピソードは、記者にとっても内容の深堀りがしやすく、社会性のある情報提供として好まれやすいのです。
今こそメディア露出のチャンス!
コロナウイルスにより、広報活動の形は劇的に変化し、突然のことに戸惑う広報関係者様も多いでしょう。しかし、これはチャンスでもあります!
例えば、テレビにおいて、今まで支局が無くて取材が出来なかった地域もZOOMを通じて取材が可能となった等が挙げられます。このように、今まで様々な理由で取材に来てもらうことが難しかった企業も、取材してもらうチャンスが一気に高まったと言えるでしょう。
さらに、コロナウイルスによるリモート導入のおかげで、記者と企業の物理的な壁がなくなったことで、双方の距離が縮まったとも言えます。
まとめ
是非この機会に、コロナウイルスの逆境を追い風にして、皆様もリモート取材へ挑戦してみてはいかがでしょうか?
とはいえ、
「最初の広報活動をどのようにすればいいかわからない」
「広報にかける時間もリソースもない」
「メディアとの繋がりがない」
など、最初の1歩のハードルが高い方が多いのではないでしょうか。
弊社ではメディア側から直接メディア出演・取材依頼が届き、高確率でメディア出演が可能な「メディチョク」というサービスを提供してます。現在、多くのメディア関係者が利用しており、低コストで広報担当を設けずに広報活動を実現することも可能です。是非「メディチョク」を使って、効率的に自社の魅力をPRしてみませんか?